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亜細亜的快適就職日記14
   
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ナコーンパノム
































     タイのお手伝いさんと自利利他     ไม่เป็นไร
 

タイでは、お手伝いさんの事を「メーバン」と言う。


バンコク市内、郊外で働いている現地駐在員は、単身赴任、
家族連れ問わず、メーバンを雇っているケースが多い。

タイの写真

メーバンの給料は定かでないが、バンコクの1日最低賃金が
200バーツちょっとなので、単純に30日掛けて6,000バーツ。
まあ、多くても8,000バーツの給料と言ったところでしょう。


残念ながら、月5万バーツの給料の小生にとって、メーバンに
家事をして貰う身分ではないのだ。月5万バーツとは、
日本円で約15万。物価の安いタイでは実質月50万円
ぐらいの価値があるのかもしれないが、現地駐在員で
有名なメーカーになれば、駐在であるにも関わらず、
1日日本円で少なくとも5,000円、多いところでは
1日7,000円出張手当がつくらしいので、
7,000円x30日=21万円。私の給料は下手をすると、
彼らの出張手当より給料が安いのである。

タイの写真

只、好きでタイにいるので、全く、気にならない。
まあ、世の中には上には上がいるもんだなあとのんきに
考えてしまう。


ところで、働いている会社にもメーバンがいるのだ。


先日のブログでも書いているように、「ホワイト・カラー」の社ビルで

1階 品質管理、パッキング部門

2階 社長室、総務、経理部門

3階 営業部、輸出入部門

各階にメーバンがいる。

タイ北部の農村

1階のメーバンはタイ北部の出身で、雲南華僑。家族は中国の
内戦で敗れた国民党だったらしく、雲南訛りのマンダリンを喋る。
雲南方言を喋るととても嬉しそうにする。


2階のメーバンは、社長への訪問客の応対、それに、社長と、
日本人の工場と品質管理のテクニカル・アドバイザーT先生に、
昼食を作るのが主な仕事で、彼女は、中華料理に
日本料理が作れる。


T先生曰く、「彼女は何を作らせても美味しい。」との事だ。
3人のメーバンの中で一番若い。これも、社長の好みだろうか。

タイの写真

余談にはなるが、T先生は住むところもホテル住まいらしい。
まあ、私みたいにタイ人家族と工業団地に住むのも悪くないと
思っているが、、、


それから、3階のメーバンはタイ東北部「イサーン」出身。
根っからの下ネタ好き。いや、タイ社会で下ネタにノッテ
来ないと、型物と思われ、人間関係がうまくいかない様である。


日本人のお客さんも、今では日本の会社では「最近、
綺麗になったねえ。」はともかく、「髪形変えた。」程度で
セクハラ扱いされる場合もあるので、実に羨ましいなあと
電話でよく話す。

タイの写真

3階のメーバンは恐らく、3人のメーバンの中で一番忙しい
かもしれない。

それと言うのが、営業部があるため、タイ人、日本人、台湾人、
中国人、韓国人、マレーシア人等お客さんが頻繁に来るので、
その都度、1階の出口にいるガードマン、営業担当者と
常に連絡を取って、ある時はお茶、コーヒーを作り、
ある時は、食事の出前を頼まなければいけないのだ。


只、お客さんがお見えになった時、お茶・コーヒーを出すのは、
輸出のインボイスやパッキング・リスト等の書類を作成している
ピムさんと言うタイ潮州華僑(石田ゆり子をぽっちゃりした感じ)
とエンさんと言う同じタイ華僑の若い女性なのだ。

バンコクの写真

それにしても、タイ人はお喋り好きで、お客さんの名前を直ぐ覚え、
ニックネームをつける天才だ。私の顔は明石i家さんま系で歯に
特徴があるので、直ぐに「カターイ(ウサギ)」と言うあだなが
ついた。


それで、3階のメーバンと仲良くなると、彼女は、「クリーニングは
どうしているんだ。」と聞いてきた。つまり、安価の料金でやって
あげると言う事だ。


タイ社会では、お手伝いさんに洗濯を頼む時、パンツ(下着)は
絶対に避けたがいいと聞いていた(カオサン通りにいる欧米系の
女性は頼んでいる様だが)。

タイの洗剤

また、タイの洗剤は、30分程度洗剤を入れて服をつけて
おくだけで、後はよくすすげば、真っ白になるので、
洗濯機が必要でない故、下着に、シャツと靴下は自分で
引き続き洗う事にして、Yシャツとズボンはメーバンに
頼む事にした。


スクンビットやサト―ンに数多く住んでいる日本人駐在員は、
日本並みのクリーニング代を払っている様だが、
メーバンから「幾ら払えるか?」と聞かれたので、
1枚20バーツでどうだと聞いたら、「問題ない。」との事だ。

Yシャツと、ズボンで40バーツ。日本円で130円程度だ。
実際は、もう少しタイの物価からすると安いのかもと思ったが、
出来上がりは、可なりいいし、女性の方が、この手の仕事は
矢張りうまいのであろう。

ラチャダー・ピセーク 

1日40バーツX25日で、月1,000バーツか。
メーバンもちょっとした小遣いになるみたいだ。


身なりもキチンとなって私自身としては結構満足している。
仏教用語で言えば、「自利利他」かな、、、


こうやって、メーバンと上手に付き合うのも悪くない、、、