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安国寺・老松山
『安国寺は南に四百町歩の沃野を有し、はるかに石田、志原の連山がよ
こたわり、幡鉾川の流れは西から東へ悠久の太古よりつきなく、二千年余年前の
弥生式文化は高原一帯の台地に栄え、田原山の山麓に約一万坪の山間を
利用して建立された。
名実共に老松千古に鬱蒼として緑をたたえ、池の水は後方の大池より林間渓谷を
流れて心字の池に注ぎ、真に老松雲閑の禅寺であった。
とパンフレットから、或いは有識者で組織されている地元のガイドさんの
安国寺の例えである。
古来から中国との関わりを持つこの寺と長崎県第二位の平野を誇る深江田原地区に
位置する事もあり、老松山の3文字が歴史の悠々としたものの中で、地元の
方々の古くから寄り合いの場所だったなのではないかと思えてしまう。
老松山の「老」とは、例えば、「老地方」は日本語に直訳すれば、「いつもの
場所」とか「なじみの場所」で「老友」「老朋友」は「以前からの友人」とか
「古くからの友人」と言う意味で、「松」は、幾つかある意味の中で、
「ゆるりとした」「リラックスした(轻松)」と「山」の場所を組み合わせると、
このお寺は正に「古くから地元の檀家さんに愛されているお寺」だなあと
感じた。
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