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    いつもの寄り道戻り道・恩師との再会A

それは、H先生と仲たがいのまま地元の高校を退学になったからだ、、、

自身として先生と喧嘩する前に言われた言葉をずっと心の中に留め、少なからず実行し、そして、
老後の夢にまで繋がっている。

不良で居ても先生との約束を破ることは男として出来ないと思った、、、

年齢も人生の半ばに入ってしまった。そんな人生半ばの航海で恩師の居る校長室の扉を開けた、、、

「オー、君か!E先生から聞いていたよ。」

「先生、お変わりないですね。」

H先生は髪の毛こそロマンスグレーの様相ではあるものの、以前と全く変わらない目のくりっとした
顔は正にH先生だ。

月日の流れを感じない二人の会話はそれは、恩師と生徒とである故の空間が流れていた。

「先生、あの時の事覚えていますか?」

一つ上の先輩が高校時代にが急遽お金が必要になり、カンパを募ってきた。

思ったより直ぐにお金が集まったのはいいが、「チクリ」に遭い、先輩の事はひた隠し学校側から
主犯格として処分を受ける事に、、、

その時、H先生から将来「君は将来何をしたいんだ?」と聞かれ、自身の思いを伝え、先生と自身の
仲には生活指導と不良生徒との枠組みを超えた信頼関係が芽生えていた。

その筈だったが、その後、不良は不良でも芯のある生徒と信頼しきっていた筈の生徒が、それは
収拾もつかない程の手に負えない生徒に、、、

「君は俺との約束を破った。」

その言葉が頭から離れられなかった。

「生徒って何時の時代もそうだけど、自分の表現の仕方が解らない時、凄く、悩んだり、自身に
もどかしさを感じるんだよね、、、」

H先生から出て来た言葉は、いつしかこうやって話せる時が来て良かったと思われる温かみのある
言葉だった、、、

「先生、私が裏社会に入らず、今日まで来れたのも先生がああやって信じてくれて、そして、嘘を
付いた自分が悔しくて、、、」

「でも、先生との約束をずっと覚えていたし、それを先ずはそれを実行できたし、そして、これ
からも、、、」

先生は、とても嬉しそうに、当時の思いを話し始めた、、、

「あれは、試験中だったよね、、、」


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